3名の男が「ポロ ラルフ ローレン」を自分らしく纏う。王道トラッドからNYヤンキースコラボまで
ドラマや映画などで幅広く活躍する俳優の見津 賢さんに、モデルの大柴裕介さん。 そして連載「TOKYO探訪」でもお馴染みの「ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ」ディレクター 渡辺真史さん。 ▶︎すべての写真を見る 3名の男たちがそれぞれに、自分らしく、「ポロ ラルフ ローレン」を纏う。
THE PORTRAIT
保温性の高いオニオン型キルトをインナーに使う、トラディショナルなトグルコート。英国織り物の名門アブラハム・ムーン&サンズ社とともに開発した特別なウールの表地が、手に取るたびに傑出を伝える。 タック入りのコーデュロイパンツは、イージーな腰回りで優しく、モダンに。総じて、進化するオーセンティック。そこにある、安心感と高揚感。 太い芯を持つ男性とブランドの、揺るぎなき積集合に似る。
シャツを着て、ジャケットを羽織る。シンプル。ただし単純ではない。ハリのあるオックスフォードとイタリア製のしなやかなコーデュロイ、自然の情景を思わせるブルーとブラウン。 ラルフ・ローレン自身も愛してやまないRL67ジャケットとB.D.シャツというアイコニックな合わせには、粋な哲学が漂う。 質感と色調で遊びながらも、アイテム選びで引き締める。数寄者の流儀。たとえ、多くは語らずとも。 渡辺真史●1971年、東京都出身。ベドウィン & ザ ハートブレイカーズのディレクター。オーシャンズで連載中の人気コラム「TOKYO探訪」でもお馴染み。
逞しく、おおらか。周囲を傷つけない、己の真の強さ。そんな理想をブランドのヘリテージデザインであるB-15型ボンバージャケットに重ねて。 カーキカラーで彩られた、強靭なコットンキャンバスボディ。ボリューミーなシルエットの襟を、柔らかなボアが静かに飾る。ショルダーのシガレットポケット、その上部に置かれた星条旗は誇らしく。 好きを貫くこと。その信念はきっと、この先の強さにつながっていく。
特殊加工で立体感を出した薄手のスエードジャケットに、コットンツイルの武骨なカーゴパンツを合わせた。素材とシルエットにメリハリをつけた途端、素直なアースカラーの装いが新鮮味を帯びる。 インナーには白いTシャツを選んでヌケ感をプラス。と同時に、馬具が活き活きと描かれたシャツを差し込んで上品かつ個性的に。 タフネス、エレガンス、ユニークの共存。それもまた、“ラルフ”が伝える永遠の作法。 見津 賢●1996年、神奈川県出身。MVやドラマ、映画と活動の幅を広げる俳優。ショートドラマアプリBUMPで『ぼくとぼくが好きな彼と、君と。』が配信中。