ヒャダインこと前山田健一さん、HD-2D版『ドラクエ3』で仲間にヒャダルコと命名ー「ヒャダインのヒャダルコがヒャダインを覚える」ややこしすぎる事態に
HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(以下、ドラクエ3)』が発売中ですが、『ドラクエ』ファンで知られる音楽クリエイター・ヒャダインこと前山田健一さんが、自身のXアカウントに投稿したポストが話題を呼んでいます。 【画像】どういうこと?ヒャダインさんのヒャダルコがヒャダインを覚えた… ◆ヒャダインさんのヒャダルコがヒャダインを覚えた 前山田さんがポストしたのは、「ヒャダルコ」という仲間が25レベルにアップし、ヒャダインとラナルータという呪文を習得した場面の写真です。そのためこのシーンについてまとめると「ヒャダインさんのヒャダルコ(キャラ名)がヒャダイン(呪文名)を覚えた」という一見するとなにがなんだかわからない、ややこしい構造になっています。 そもそも「ヒャダイン」という呪文に、あまり見覚えがない方も多いかもしれません。それもそのはず、この呪文はナンバリングにおいて『ドラクエ3』と『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』でしか習得できない「ヒャド系」中位呪文のことなのです。上位呪文の「マヒャド」が高威力・グループ攻撃であるのに対し、中威力でありながら全体攻撃という利点がありましたが、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁(以下、ドラクエ5)』以降はマヒャドが全体化する形で登場しなくなりました。 さらにオリジナルのファミコン版『ドラクエ3』では、設定ミスなのかヒャダインよりもマヒャドを先に覚えてしまい(スーファミ版ではヒャダインが先)、威力が高いマヒャドを先に習得してしたことでヒャダインの出番が少なくなりがちという事態が発生。前山田さんが歌手やタレントとして活動する際に使用している名義「ヒャダイン」についても、2020年に公開された朝日新聞のインタビューにて「(前略)いわば「リストラ」されてしまう呪文。当時自分は全く売れていない作曲家で、やるせなさがその呪文とリンクしたんでしょうか」と語っています。 SNSでは「なんで名前がヒャダルコなんですか?」「状況がややこしすぎる……!」「久しぶりに呪文のヒャダインを見た」との反応が見られています。ちなみにパーティーにはHD-2D版『ドラクエ3』からの新職業「まもの使い」も採用されているようですが、こちらのキャラクター名はモンスターを仲間できる『ドラクエ5』主人公を意識した「グランバニアおう」とのことです。 HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、ニンテンドースイッチ/PS5/Xbox Series X|S/Steam/Windows向けに2024年11月14日に発売(※Steam版は11月15日)。 詳細は公式サイトをご確認ください。 (C) ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX (C) SUGIYAMA KOBO (P) SUGIYAMA KOBO
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