NHKニュース番組の文字スーパーに「ふりがな」 その狙いは?
防災・危機管理アドバイザーの山村武彦さんは、実際にこれらのニュース番組を視聴したことがあります。取り組みを高く評価した上で、「ふりがなと同時に英語も流すと良いと思う」と提案しました。日米両国で法律関係の仕事に関わる米国人男性(34)の感想は「ひらがなよりローマ字の方が分かりやすいかもしれない」。 NHKではこれまでも、大津波警報・津波警報などが発令された場合に、副音声での4か国語放送(英語、中国語、韓国・朝鮮語、ポルトガル語)と、英語スーパーで副音声への誘導を行っているといいます。2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、ますます増える見込みの訪日外国人。今後は減災報道にもさらなる多言語対応が求められそうです。 (取材・文:具志堅浩二)