ナ・デックス 車両検査工程の自動化提案 カメラと照明で「ずれ」検知
溶接機器の開発、製造や産業機器販売などを手掛けるナ・デックス(本社名古屋市)は、自動車製造工場の検査工程の自動化提案を強化する。カメラや照明を用いて車両ドアの隙間、段差を検査し、異常があればアラート(警告)を出すシステムを開発。安価で導入しやすいのが特長で、来年早々にも本格運用に乗り出す予定。加えて、塗装前の「ホワイトボディー」や、出荷前の車両外観検査の開発、改良も進める。人が目視などで行っていた検査を自動化し、人手不足に対応すると同時に、生産性向上にも貢献する。