マイコラス 報復死球で初回に退場 打者のスイング終わりのバットがキャッチャーに当たり流血
◇MLB シカゴ・カブス10-3セントルイス・カージナルス(28日、ブッシュ・スタジアム) カージナルスのマイコラス投手が報復死球を理由に初回で退場となりました。 初回、2アウトランナーなしで打席に迎えたのはイアン・ハップ選手。ハップ選手のスイングのフォロースルーがキャッチャーのウィルソン・コントレラス選手の右側頭部に直撃。コントレラス選手は痛みでうずくまります。右側頭部からは流血していました。
ハップ選手はベンチに戻って行くコントレラス選手に謝罪の意を込めて、ハグ。 キャッチャーが交代し、試合が再開した2球目でマイコラス投手のボールがハップ選手の腰に当たり、死球となりました。これに審判団が集まり、協議。結果、マイコラス投手に報復死球での退場を宣告という運びになりました。
マイコラス投手はマウンド上で「わざとではない」というジェスチャーをとりますが、審判団は取り合わず、そのまま退場に。これに異を唱えたマーモル監督も退場となっています。