【韓国ドラマ】ビョン・ウソクしか勝たん!絶対みるべき名作ドラマ
「その人らしさ」を全肯定する力強いメッセージ性
冒頭でナムスン一家の女性たちの特徴について話しましたが、それでは男性陣はどうなのでしょうか。はい、「気弱で優柔不断」「力が弱く、メンタルも発言力も圧倒的に女性よりも弱い」。つまり、ナムスンの家の男性たちは、基本的に女性陣のいいなり(笑)。しかし、スーパーパワーで実力行使する彼女たちとは別の形で、物事をサポートしています。彼女たちの暴走を諫めたり、(たまに)助言を与えたり、いっぱいご飯を食べることで癒し(?)を与えたり。誰かにとっての欠点が、別の誰かの長所や魅力になることを教えてくれます。
大ブレイク中のビョン・ウソクの悪役ぶりに沼る!
今年、『ソンジェ背負って走れ』で大ブレイクを果たした俳優、ビョン・ウソクも出演。初恋の相手に一途な男リュ・ソンジェの十代から三十代までを見事に演じ分け、“青春の代名詞”“夏の擬人化”“国民の初恋”“記憶操作男”“月曜日の治療薬”という異名をつけられるほど、韓国ドラマファンからの熱い愛を捧げられている俳優です。
ライター 中川薫 Kカルチャー・旅・お酒・漫画・音楽・スポーツ観戦好きのライター。ドハマりしたK沼が旅沼に直結し、年間十数回は海外へ。マイブームは「海外の大衆食堂をめぐること」。2023年は釜山&ソウル(韓国)、バンコク&ブリーラム(タイ)、ホーチミン&ハノイ&ダラット(ベトナム)、コロンボ(スリランカ)、リヤド&ジェッダ(サウジアラビア)で食べまくりました。2024年はソウル、ソウル、台湾、ソウルへ。最近、念願の「漢江ラーメン」を食べました。漢江のたもとで食べるラーメンは、控えめに言って最高!