レアルとの試合は忘れるべし! マンC指揮官ペップはC・パレス戦に向け選手たちに警告
「パレスとの試合に勝たなければならない」
マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラは選手たちに、プレミアリーグ第32節のクリスタル・パレスとの一戦に集中するように警告した。 シティはパレスとの試合後すぐにCLラウンド8・1stレグのレアル・マドリード戦を控えている。3年連続でCLの決勝トーナメントで激突する両者、一昨シーズンはレアルが大逆転勝利を飾り、昨シーズンはシティが強さを見せつけたこのカード。すでに多くの注目を集めている戦いではあるが、まずはパレス相手にしっかり勝ち点3をとることが大事だと、ペップは語った。 「昨シーズン、我々がトレブルを獲得したとき、我々はチャンピオンズリーグの準決勝に進出し、プレミアリーグで優勝した。正直に言って、もしプレミアリーグで2位との勝ち点差が18だったとしたら、私はマドリードに目を向けていただろう。しかしそうではない。我々は3位でプレミアリーグの首位までそう離れてはいないが、勝ち点を落としたらほぼ不可能だろう」 「だから我々はパレスとの試合に勝たなければならないし、その後は回復のための時間ではなく、準備のための時間が増えるだろう。我々はプレミアリーグのために9ヶ月か10ヶ月戦ってきたのに、なぜパレスとの大事な一戦が間近に迫っている中で気を抜かなければならないのか?」 シティは現在リーグ戦3位につけており、首位のリヴァプールとの勝ち点差は3となっている。上位3チームの直接対決はもうないため。シティがタイトルを獲得するためにはリヴァプールと2位のアーセナルが勝ち点を取りこぼす必要がある。他力本願にはなるが、今のシティがやらなければならないことは毎節勝ち点3を積み重ね上位2チームにプレッシャーを与え続けることだ。 レアルとの一戦を前にしたパレス戦ではあるが、シティはしっかりと勝利を収め、上位2チームにプレッシャーをかけることができるのか。
構成/ザ・ワールド編集部