ランボルギーニ「スーパースーツEVにふさわしい時期ではない」...ガソリンエンジンはあと10年継続へ
ランボルギーニ初のEVは、2023年8月に公開された「ランザドール」にインスピレーションを得て、2028年に発売される予定だ。シートレイアウトは、ランザドール同様に2+2で、システム合計の出力は1メガワット(約1,360ps)以上が予定されている。満足できるハイブリッドラインナップがあれば、今後10年はそれを継続することが可能。 ランボルギーニは、EVモデルの販売が鈍化していることから、ICEを多くの人が予想していたよりも、長く提供していく方針であることがわかった。 同ブランドは現在、「レブエルト」、「テメラリオ」、「ウルスSE」の3つのハイブリッドモデルを販売しており、いずれも大容量で非常に強力な内燃エンジンを搭載している。こうしたエンジンはランボルギーニの代名詞となっており、最近のインタビューで、同ブランドの技術責任者であるルーベン・モーア氏は、「今は電気スーパーカーにふさわしい時期ではない」と述べ、すぐには廃止されないことを明言した。 もちろん将来的には電気動力へ移行する必要があることは間違いないが、同氏は「市場には、あまり成功していない電気自動車が数多くあるのが現実です」とカーメディアに語ったようだ。そして「現在のラインナップには非常に満足しています。ハイブリッドラインナップがあれば、今後10年はそれを継続すべきでしょう」と付け加えている。 ランボルギーニ初のEVは、2023年8月に公開された「ランザドール」にインスピレーションを得て、2028年に発売される予定だ。シートレイアウトは、ランザドール同様に2+2で、システム合計の出力は1メガワット(約1,360ps)以上が予定されている。 ライバルのフェラーリも初のEVとなる開発がスタートしており、 こちらは一足早く2025年に発売が計画されている。
APOLLO