川島明、人生初の恋リア番組に衝撃「自分のデートは彼らの100倍ダサかった。自己満足に走りがちで…」<ラブ トランジット シーズン2>
交際期間や別れた時期、破局理由もそれぞれ異なる5組の元恋人たちが再会し、約1カ月の共同生活を通して過去の恋と新たな出会いの場で揺れ動く姿を楽しむ恋愛リアリティ番組「ラブ トランジット」 シーズン2(8月22日(木) 夜8:00よりPrime Videoにて独占配信開始)。互いに誰が誰の恋人であったのかを知らないまま過ごすため、元恋人同士の嫉妬や未練、新たな恋の駆け引きなど、予測不能な波乱の展開が巻き起こる。 【写真】参加者は年齢も職業もバラバラな10名の元恋人たち 今回からスタジオMCは、川島明(麒麟)、指原莉乃、長谷川忍(シソンヌ)が担当。恋愛リアリティ番組のMCは初の川島をはじめ、大人気シリーズ「バチェラー・ジャパン」(Prime Video)でもMCを務める指原、本シリーズの大ファンである長谷川が、ツッコミを入れながら恋愛模様を見守る。今回は、MCの3人に収録を終えての感想、他の恋愛リアリティ番組との違いなどについて語ってもらった。 ■元カレ、元カノがいる恋愛リアリティ番組 ――収録を終えていかがでしたか? 川島 なんか気持ちがアツくなりました。僕は、これまでの人生、恋愛リアリティ番組を見たことがなかったんですよ。このお話がきたときも「まったく触れてこなかった方にぜひ見ていただきたい」と言われたので、あえて調べもせずに収録に入って。そしたら第1話から頭がクラクラになりましたね(笑)。いつも自分が見ている世界とは全然違って、ジェットコースターの下りと1回転とスクリューしかないような状態で突き進んでいって。最後まで振り落とされないように頑張りました。 指原 「ラブ トランジット」は元々の関係性が入ってくるので、よくある恋愛リアリティ番組とはまたちょっと違うんですよね。その人たちの成長や変化がある人にとってはプラスされていくので…。私たちには分からないバックボーンにより、誰かと誰かがうまくいくか分からない面白さがありました。 川島 僕らが見えていない以前と今があって、僕らの知らないエピソード0が結構衝撃だった! あと、昔の映像や写真をバンバン使うことにも驚きました。 長谷川 あれがグッと感情移入しちゃいますよね。良かったころの2人を見るのが結構ツラくて。リアルで生々しいんですよ。僕は恋愛リアリティ番組を好きで結構見ている方ですが、こんな感じで心が振り回されることはあまりないですね。 川島 中だるみもなかったし、よく台本がない中でこの濃い内容になったなと驚きしかなかったです。 ――長谷川さんと指原さんは恋愛リアリティ番組をよくご覧になっているんですよね。 指原 長谷川さんの奥さまがめちゃくちゃ詳しくて、あまりまだ有名になっていないモノまでチェックしてオススメしてくれるんですよ。この番組もそうでしたよね。 長谷川 確か奥さんが韓国で面白そうなのが始まると言っていて、一緒に見て面白かったからオススメしたはず。やはり元カレ、元カノがいるので全然違う。普通の恋愛リアリティ番組は“よ~いドン!”で始まる関係性なのに、過去があることでリアルになる…。スゴイ仕掛けですよ。 指原 例えば「バチェラー・ジャパン」とか見ても、自分は大勢の人と一緒に1人の人を好きになることもないし、その逆もないかなと思うんですが、この番組だと自分に重ねられるんですよね。こんなに感情移入しやすい、身近に感じる恋愛リアリティ番組はないと思います。 長谷川 没入感がすごすぎるから。めちゃくちゃ色んなことを考えました。 ■「もし自分が参加したら、立ち直れない気がする」 ――もし自分に参加者としてのオファーがきたらいかがですか? 川島 例えば今の妻と別れて5年後とかにですか? いや~激ヤバすぎるでしょ。あんなに赤裸々に色んなことを話されて、みんなにデートの批評とかされて、立ち直れない気がします。だってデートとか、彼らの100倍ダサい自信はあるんで。どうしても自己満足の方に走りがちだったんですよね。で、今思えば、サプライズとか見透かされた上で、妻が喜んだフリをしてくれていたのかな?とか…。こんなん見せたら火だるまになりますよ。 長谷川 もっと色んなことを言葉にしなきゃいけないんだと思いましたね。恋愛でも“報連相”が必要というか…。やっぱりこういうのは見ているのが一番だと思いました。 指原 お二人は結婚しているからあまり現実味がなさそうですけど、私は出られる可能性があるんですよね。う~ん…。でも誰と出よう(笑)。 長谷川 具体的に考えないでよ(笑)。 指原 でも出るならリアルに考えたいかも。 川島 そうよな。なんでこの人と一緒に出ようと思ったのかという理由もあるはずなので。見ていて思ったのは、新しい恋を探しに来たのも大きな理由ではありますが、みんなどこかけじめをつけたくてきたのかな?と思ったりしました。 指原 そうなんですよね。そうなると余計に誰にするか…。シーズン3までに考えておきます! ――元カレ、元カノがいる中で新しい恋に進めるタイプですか? 指原 私、それが意外とできないかも。恥ずかしいのもあるし…。 川島 逆に相手のイチャイチャを見るのはどう? 指原 殴る(笑)。 長谷川 殴ったらすぐバレるから(笑)。 指原 でも見たくないですね。見たら取られたくない!と思って気持ちが再燃しちゃうかも。 川島 その効果もあるよね。付き合っていた人はこんなにいい人なんだというのを気づかされると、もう一度手元に置いておこうかなと思ったり。 長谷川 結構、人間の業が渦巻いている番組だと思います。そういう表情もチェックして見ると面白いと思います。 ■「ビジネスホテル編も見てみたい(笑)」 ――ここに注目してみたらいいというポイントを教えてください。 川島 家で見ているなら、関係性をしっかり把握して相関図とかを書きながら見るのがいいのかも。気持ちは未解決事件を見ているような感覚で、アイコンタクト、仕草あたりは逃さないように。そして、1話ごとに友達や家族と考察するのがいいと思います。 長谷川 とりあえず怪しい行動はメモに取るくらいの感覚で(笑)。意外とその行動がカギになったりするので。 川島 ただ意味もなく思わせぶりな態度を取る人もいるので、そういう天然の人に振り回されないようにしてもらいたいです。 指原 私が思う恋愛リアリティ番組の魅力は男女が仲良くなる瞬間を覗けることなんですよ。今回も、少しずつ距離を詰める人、一気にいく人などさまざまでしたが、いろんな瞬間を見ることができてすごく面白かったです。 長谷川 メンバーみんなが仲良くて良かったよね。楽しそうだったし。 指原 あと映像がステキでした。ホテルもキレイで魅力的だったし、途中でバカンスに行くのですが、その場所も最高で。私も行きたい!って思っちゃいました。 長谷川 初日のみんなのテンションを見れば一目瞭然。明らかに笑顔がこぼれおちているから。 川島 本当に場所って大きな意味を持つんだなって思いました。バカンスで一気に開放的な気分になって大きな展開が起きたりしたし…。これ、ビジネスホテル編とかもやってほしかったな。 指原 見てられないですよ(笑)。 川島 もちろん2話くらいのスピンオフよ。夜中にラーメン食べたり、朝食バイキングに行ったり…。 指原 最初のキャリーバッグが開かない時点でみんなの顔が曇りそう。めちゃくちゃ人間が出そうな番組になりそうですが(笑)。 長谷川 まぁ「ラブ トランジット」 シーズン2にはそんなギスギスした場面もなく、本当に人間模様が楽しめる番組になっていて良かったですよ。ちなみに第1話が終わった時点でみんなで予想したのですが何一つ当たっていなかった(笑)。 川島 僕は初めての恋愛リアリティ番組だからいいですが、2人は…。 指原 いや、「バチェラー・ジャパン」のときはよく当てているんですよ! 今回は難しすぎたというか…。全く読めなかった。ぜひ恋愛の猛者に見てもらいたいです。 川島 最後まで見て改めて思うのは、もう一度、最初から楽しみたいなって。 長谷川 視線とか表情とかに絶対表われていますからね。1周目はもちろん、答え合わせのように2周目も楽しめる番組だと思います。 指原 そして回を追うごとに人間関係が明らかになって、より皆さんのキャラクターがハッキリしてくるのが面白いです。 川島 みなさん気持ちよくダマされて楽しんでください!