核兵器廃絶を求める被爆地の声を届けるため、スイスの国連欧州本部などを訪問した高校生平和大使が帰国報告会を開きました。 【写真を見る】スイス・国連欧州本部に核兵器廃絶求める署名を届けた「高校生平和大使」帰国報告会 8月18日から7日間の日程で行われたスイス派遣。報告会はその締めくくりとして最終日の8月24日に長崎市で開かれました。 現地では国連に核兵器廃絶を求める署名を届けたほか、各国の軍縮担当者らとの意見交換も行われ、高校生からは各国の立場や意見の違いを目の当たりにしたとまどいや、対話の必要性を実感したことなどが報告されました。 広島から参加した高校2年生: 「たとえ意見は違っても対話をすることが大切ということを、何度も色んな方から教えて頂きました」 大阪から参加高校3年生: 「自分の活動が正しいのかと不安に思ってしまったり自分の軸が揺らいでしまうこともあったんですけど、私たちが平和を求めることで世界が変わっていく事を信じてこれからも全国の署名メンバーと共に活動を頑張っていきたい」 高校生平和大使の活動が始まってことしで26年。核兵器廃絶を目標にすえた若者の活動が積み重ねられています。