国交省「北大阪急行」の箕面延伸を認可 5年後開業目指す
国土交通省は25日、大阪府吹田市の江坂駅と同府豊中市の千里中央駅を結ぶ北大阪急行電鉄が申請していた同府箕面市内への延伸計画を認可したと発表した。これにより、箕面市内に新しい駅が2つ新設されることとなり、同電鉄関係者は「来年度後半に着工の予定です」と話している。
同電鉄によると、今回認可を受けた申請は、千里中央から北へ2.5キロ延伸し、箕面市内に「箕面船場」「新箕面」の2駅を新設するというもの(駅名はいずれも仮称)。建設費は、車両費などを含め合わせて672億円となる見込みだという。 関係者は「開業は2020年を目指す」と話し「箕面市は西の端に阪急、東の端に大阪モノレールといった鉄道アクセスがありますが、今回の新駅付近のアクセスはバスが中心の地域なので、開業後は便利になると思われます」と続ける。 今回の認可のニュースに、新駅近くに住むという箕面市内の男性(56)は「5年後に開業予定ですか、うれしい。車を主に使ってますが年をとるといつまでも運転というわけにはいかない。(地下鉄御堂筋線に乗り入れているため)梅田にもすぐ行けるだろうから便利になるのでは」と話している。