東山氏、新会社の社長辞退 コンサル福田淳氏が有力視
旧ジャニーズ事務所の性加害問題を巡り、同事務所から社名変更した「SMILE―UP.(スマイルアップ)」の東山紀之社長(57)が、近く設立されるタレントのマネジメントなどを担う新会社の社長就任を辞退したことが31日、関係者への取材で分かった。新社長には、俳優のんさん(30)のエージェントを務めるコンサルティング会社社長の福田淳氏の就任が有力視されている。 ジャニー喜多川氏 性加害について20年前に語っていたこと
旧事務所が10月2日に開いた記者会見では、スマイルアップは被害者への補償に専念。タレントのマネジメントや育成を担う会社を新たに設立し、社名はファンクラブを通じて31日まで公募していた。その二つの会社の社長を東山氏が兼務する予定だった。 新会社は、希望するタレントと個別にエージェント契約を締結する。関係者によると、今後の活動に不安感を示す声がタレントらの間で出始め、エージェント契約に詳しい人材を招く必要性が生じたことなどが背景にあるという。 東山氏はタレントらへの通知で「救済業務に専念する」などと辞退の理由を説明しているという。