館山市内全小中学校を対象とした学校再編計画の策定に向けて、同市教育委員会は6月、地区ごとの意見交換会を実施する。9会場での実施を予定しており、保護者世代をはじめ、幅広く市民の参加を呼び掛けている。 同市教委は昨年11月に、再編計画のたたき台となる素案を発表。現在10校ある小学校は、令和9年度までに4校、14年度以降には3～4校に、現在3校ある中学校は段階的に13年度までに1校に統合する案となっている。 発表した素案に基づき市内小学校区では、保護者委員で組織する「学校のあり方を考える会」などを中心に意見交換と協議を行い、今年1、2月に保護者との意見交換会を開き、意見の集約を行ってきた。 6月から始まる意見交換会では、全ての会場で石井浩己教育長が参加し、市民らと膝を交える。集まった意見を踏まえ、各地区の学校のあり方を考える会などで最終協議。その後、原案策定、パブリックコメントを経て、今年11月までの再編計画の完成を目指している。 事前申し込み不要。居住地区で参加ができない場合は、他地区の説明会に出席することもできる。上履きを持参する。 各地区の日程は次のとおり。 ▽6月1日＝九重地区（午後2時～4時、九重小体育館） ▽2日＝館野地区（同、館野小体育館） ▽3日＝北条地区（午後7時～9時、北条小体育館） ▽15日＝豊房地区（午後2時～4時、豊房小体育館） ▽16日＝西岬地区（同、西岬小体育館） ▽17日＝館山地区（午後7時～9時、館山小体育館） ▽21日＝那古地区（同、那古小体育館） ▽22日＝船形地区（午後2時～4時、船形小体育館） ▽23日＝神戸・富崎地区（同、房南学園体育館）