岡田彰布監督が野球評論家のときから絶賛…阪神支える「縁の下の力持ち」は
「スペードのエース」として
岡田監督が就任1年目の昨季、フレッシュオールスターでの好投が目に止まり、後半戦から救援に配置転換。25試合登板で14ホールド、防御率0.94と抜群の安定感でリーグ優勝、日本一に大きく貢献した。今季は春先からセットアッパーとして活躍し、監督選抜で自身初の球宴に出場。2戦目で全セの六番手として7回から登板し、先頭打者の岡大海(ロッテ)に右翼スタンドへソロを浴びたが、この試合で4打数4安打と絶好調の近藤健介(ソフトバンク)を二ゴロ併殺打に仕留めた。 登板試合が多いことで疲労が気になるところだが、勝負の夏場も桐敷の力は不可欠だ。岡田監督が「スペードのエース」と絶賛する左腕がリーグ連覇に向け、荒れたマウンドできっちり仕事をする。 写真=BBM
週刊ベースボール