きらめくイルミネーション、クリスマスムード演出 6mのタワーや45mのトンネル… 生徒有志らの作品並ぶ 兵庫・稲美
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兵庫県稲美町国安のいなみ文化の森で、クリスマスシーズンを彩る催し「いなみ冬景色2024」が開かれている。発光ダイオード(LED)電球を使った幻想的なイルミネーションが楽しめる。今年も町内の子どもたちによる作品などが会場を演出する。21日まで。 【写真】電球の数を5倍に増えた神戸・旧居留地のイルミネーション 同町商工会青年部などが毎年開催し、今年で11回目。稲美、稲美北中の生徒有志や兵庫大学の学生ボランティアも設営に加わった。 会場には、クリスマスツリーを模した高さ約6メートルのタワーや、青とオレンジの光に包まれた長さ約45メートルのトンネルなどを設置。また、カラフルなオブジェ「INAMI」(高さ約1・5メートル、幅約5メートル)も登場し、記念撮影のスポットになっている。 今年は初めていなみ野特別支援学校(同町国安)の子どもたちも作品制作に携わった。白い板で作られた動物を模したオブジェなどが会場入り口に並ぶ。稲美中(同町岡)による竹灯籠や、稲美北中(同町加古)によるランタンもきらめく。神戸市から家族3世代で訪れた女性(32)は「ゆっくり時間を過ごせました。帰って写真を見返すのが楽しみ」とシャッターを切っていた。 点灯は午後5~9時。会期中、写真共有アプリ「インスタグラム」でコンテストも開催。同青年部のアカウントをフォローし「#いなみ冬景色2024」を付けて写真や動画を投稿する。優秀作品には賞品を贈る。町商工会TEL079・492・0200 (児玉芙友)