セルタ監督がレアルを警戒「彼らのプレーはまさに多種多様…対応が難しい」「エンバペ?世界最高の選手たちに囲まれた世界最高の選手の一人だ」
19日のラ・リーガ第10節、セルタは本拠地バライドスにレアル・マドリードを迎える。前日会見に出席したクラウディオ・ヒラルデス監督は、ラ・リーガ&チャンピオンズリーグ王者との対戦にも、自分たちの攻撃的フットボールを貫く意思を示している。 「私たちは大きな意欲を持ってこの試合に臨む。チームは欧州王者、ラ・リーガ王者と対戦するんだ。良い試合をしたいし、そのために私たち自身であることを貫きたいと思う」 ヒラルデス監督はまた、“カメレオン戦術”とも言われるレアル・マドリードの状況に応じた戦い方に警戒感を表している。 「レアル・マドリードはあらゆるプレーができるチームだ。ボールを持って主導権を握ることも、ボールなしで打撃を与えることもできる。様々な高さで守ることができるし、彼らのプレー方法はまさに多種多様だ。対戦相手にとってコントロールすることは非常に難しい」 何よりも警戒しているのはやはり、FWヴィニシウス・ジュニオールやFWキリアン・エンバペを走らせるカウンターのようだ。 「はっきりしているのは、彼らを走らせたくない、空いたスペースを使わせたくない、トランジションを許してはならない……ということだ。私たちは彼らを自分たちのゴールから引き離していたい」 「こちらが狙うのは、彼らが仕掛けてくる最初のプレスを回避し、ボールを保持して試合を支配することだ。自分たちが快適に感じられる、そういった展開になればいいのだがね」 また、エンバペについての見解も示している。 「彼はまだ加入したばかり、スペインにやって来たばかりの選手だ。世界最高の選手たちに囲まれた世界最高の選手の一人だよ」 「これからラ・リーガを知り、適応しなくてはならないが、しかし彼を止めるのは非常に難しい。広いスペースでも狭いスペースでも打撃を与えることができ、フィニッシュが非常に速い。素晴らしいポテンシャルを持つ選手だ」