会社で恒例になっているお菓子交換。節約したいから「もらわずあげず」は非常識でしょうか?
恒例行事として、従業員同士のお菓子交換が行われている会社もあるかと思います。 ただし中には「お菓子交換のためにかかる毎月の出費が痛い……」と感じる方もいるでしょう。 そこでこの記事では、お菓子交換の意味や「もらわずあげず」は非常識なのかについて解説します。 また、お菓子交換から脱する方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。 ▼毎日「8時50分」から朝礼が! 定時は9時だけど「残業代」は請求できる?「義務」か判断するポイントとは?
そもそもお菓子交換には何の意味があるの?
会社で恒例になっているから何となくお菓子交換に参加しているものの「これって何の意味があるの?」とお考えの方も多いはずです。 そこでここからは、お菓子交換をするメリットを解説したうえで、デメリットについても触れていきたいと思います。 ■お菓子交換のメリット 会社でお菓子を交換するメリットは以下の通りです。 ・コミュニケーションのきっかけを作れる ・相手の好みが分かる 一緒に同じお菓子を食べることで「これってどこに売っているんですか?」「すごくおいしいですね!」といった会話につながることが予想されるため、関係性を深めるきっかけになるでしょう。 また、いろいろなお菓子を交換していく中で、その人がどのような味が好みなのかが分かるようになります。 例えば結婚や出産などのお祝いごとがあった場合にも、プレゼント選びで迷うことが少なくなるでしょう。 ■お菓子交換のデメリット 会社でお菓子を交換するデメリットは以下の通りです。 ・お金がかかる ・買いに行く時間や手間がかかる ・お互いに苦手なものが当たる可能性がある お菓子交換を楽しめている場合は問題ありませんが、恒例だからと仕方なく参加している方にとっては、お金・時間・手間がかかってしまうのは大きなデメリットといえるでしょう。
「もらわずあげず」は非常識 ?
会社で恒例となっているお菓子交換に参加せず「もらわずあげず」を実践したいと考える方もいるかもしれません。 ただ、ほとんどの場合、お菓子を配る方はコミュニケーションのきっかけのためにしているだけであり、お返しを期待しているケースは少ないと考えられます。 そのため「もらわず」を実践してしまうと変に角が立つ可能性があるため「ありがとうございます」と素直に受け取ることがよいとされているようです。 また「あげず」についても、先ほどと同様にお菓子交換は多くの場合コミュニケーションが目的であり、お返しをもらうことが目的ではないケースがほとんどと考えられます。 そのため、おいしそうなお菓子を見つけて共有したいと考えるのであれば、購入して渡せばよいでしょう。 つまり、お返しをしなくても非常識ではない、という考え方が一般的なようです。