「日本球界が米国の植民地に」 ロッテ・佐々木朗希のメジャー挑戦に張本勲ら球界OBが次々と苦言
「あしき前例とならないか心配」
野球解説者の高木豊氏も、こう警鐘を鳴らすのだ。 「ある一定期間は日本で結果を出してから渡米するのが一番で、球界としても毅然たるルール作りをしなければ、日本野球の魅力が失われてしまいます。球団が選手の言い分を全部のむことがあしき前例とならないか心配ですし、見送る側からすれば、佐々木に対して“何か忘れ物をしていませんか”と、釈然としないものが残る。わがままを言ってさんざん振り回してきた恋人が突然いなくなったようなもので、残されたロッテファンにとってはチーム優勝への星勘定が一つ消えたわけです。佐々木も行くからには、しっかりとファンへのメッセージを残してほしいなと思います」 11月14日発売の「週刊新潮」では、佐々木の恩師が明かした素顔などと併せて詳しく報じる。 2024年11月21日号 掲載
新潮社