【先出し!注目新馬】20年のマーメイドS覇者サマーセントの初子センツブラッドは14日の小倉でデビュー
【7月14日・日曜小倉5R=芝2000メートル】
◆ラッキーベイ(牡=父モーリス、母アストラサンタン・今野) 2023年セレクトセール出身(落札価格5000万円)。祖母レンドフェリーチェは紫苑Sを勝利しており、本馬はJRA3勝を挙げた母の初子にあたる。1週前となる3日は栗東ウッドで5ハロン66・3ー12・0秒としぶとく脚を伸ばした。走りは荒々しいが現時点での完成度はまずまず。今野調教師も「成長途上でこれからの馬。小回りの二千は合いそう」と上々の感触を伝えている。鞍上は松山を予定。 ◆センツブラッド(牡=父ルーラーシップ、母サマーセント・斉藤崇) 母は2020年のGⅢマーメイドSの勝ち馬。3日の栗東ウッドではラストまでしっかり反応して5ハロン67・8ー11・3秒を計時した。「血統から小回りで平坦の二千は合いそう」と現役時代に母を管理した斉藤崇調教師は初子に期待を寄せる。鞍上は幸を予定している。
【7月14日・日曜小倉6R=芝1200メートル】
◆オニマル(牡=父ビッグアーサー、母ゾファビー・西園正) 母は門別で2勝。近親に17年のGⅢ函館2歳S覇者カシアスがいる。1週前となる3日に栗東ウッドで6ハロン80・2ー11・8秒の好タイムをマーク。西園正調教師は「この馬場状態(稍重)ですごい時計」と笑顔を見せていた。完歩が大きく、気性は前向き。僚馬で今年の萌黄賞を制した同産駒ビッグドリームに続く活躍を期待した。馬体重は500キロ。
【7月27日・土曜新潟2R=芝内1400メートル】
◆カルミアクラウン(牝=父サトノクラウン、母ライラプス・吉岡) 母は05年のGⅢクイーンCの勝ち馬で、近親にはGⅠ朝日杯FSを筆頭に重賞3勝のフサイチリシャール、重賞で2着4回のビーチサンバがいる。気性は前向きで二の脚も速く、「成長期で体も増えてきた」と吉岡調教師。まだデビューまで日にちがあるが、順調にメニューをこなしている。馬体重は440キロ台。
東スポ競馬編集部