「暇空茜」インタビュー ”陰謀論者”という批判への反論「僕は石川五右衛門みたいなもん」「インターネットの華はレスバと炎上です」
「マスコミだって同じでしょう」
――支持が広がっていると感じているのでしょうか。逆に当初より風向きが変わった、アンチが増えてきたという認識はないでしょうか。 僕の声に耳を傾けようとしている人は、変わらず一定数いると感じています。 でも僕は性格がよくない方だと自覚しているので、元々、僕のことを全面的に支持している人は少ないと思っていますよ。あくまで社会正義として戦っている点だけは評価するとか、興味があるのでみているとか、そういう限定した支持者が多いはず。 アイツに彼女や嫁がいないのはよくわかるが、やっていることには興味がある。そんなふうに見られているのではないでしょうか。インタレスティングだから見る。それこそがエンターテインメントですね。エンタメで何が悪いんだとも思う。 マスコミだってみんなそうじゃないですか。週刊誌やテレビはくだらない人の醜聞を暴いて、それをジャーナリズムという。誰かの不倫とか、通訳の実家にまで押しかけるのは、見ようによってはエンタメのためにひどいことをしていると言える。でも、メディアはこれがジャーナリズムだ、国民の知る権利に応えているんだといつも言う。僕がやっていることは大手マスコミがやっていることと本質的には変わらないと思っています。
芽の出た毒のあるジャガイモ
――女性団体に狙いを定めて女性いじめをしているという批判もある。 それも大きな誤解です。その証拠に僕は東京都がColaboに事業を委託しなくなって以降、Colaboの活動を批判していません。今のColaboは自分たちが集めた寄付金、つまり自腹でバスカフェ活動をやっているわけですから、結構なことだと思います。 僕は最初から言っていますが彼女たちの活動自体は何も批判していません。公金で活動しているのに、デタラメな領収書を出すなどの行為について問題視してきたのです。きちんとどういう目的で何をしたか、都民にわかりやすく活動報告をしていないこと、そして、それをザルのように通してきた東京都を問題視してきたつもりです。 もちろん、あまりにバカバカしいことをやっているからXでつい茶化しちゃったくらいのことはありますよ。Colaboの公式アカウントが、毒があると言われている芽の出たジャガイモを段ボールいっぱいに入れた写真をアップして“これを配ってます”とかXでやっていたから、気をつけた方がいいと指摘してバズったことはあります。でも最近、仁藤さんについて発信したのはそのくらいですよ。