しまった!注文住宅「床材選び」で意外に後悔が多いポイントと忘れがちな視点を住宅プロが解説
人生において住宅購入は、1.2を争う高額な買い物となります。にも関わらず、少なからず「不満」を抱える人がいるのも事実です。 【グラフ】住宅に対する不満率はいくら?写真で「実際の後悔ポイント」をさぐる 例えば国土交通省が公表する「住生活総合調査」によると、住宅に対して不満を感じている方の割合の合計は23.1%にのぼります。 また、SUVACO(スバコ)株式会社が行なった「住まいに関するアンケート」によると、注文住宅を購入した方の満足度は71%だったそうです。 この結果は、ある程度自由に家づくりができる注文住宅にあっては決して高いものではないといえるでしょう。 住まいの不満点には間取りや設備の使い勝手の悪さ、収納の少なさ、日当たり・断熱性の悪さなどさまざまなものがあると思いますが、建物に使用する建材選びで後悔している方も少なくありません。 建材は住まいの完成度や住み心地、建築費などに大きな影響を及ぼし、とくに床材は壁や天井と同じように広い面積を占めながらも足で直接触れる場所なので、床材選びで失敗すると非常に後悔してしまうことになります。 そこで本記事では、注文住宅の「床材選び」で後悔している方の実際の体験談を紹介したいと思います。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
注文住宅の床材選びで後悔することもある
床材とは床に施工する仕上げ材のことで、フローリングやタイル、クッションフロア、コルク、畳、石などさまざまな種類があります。 床材の種類によって耐久性や耐水性、遮音性、断熱性、防汚性などの機能が異なるので、単に色柄やデザインだけではなく、部屋の用途に適した機能をもつ床材を選ぶことが重要になります。 派手な住宅設備などとは違い、こだわりポイントとして挙げられることは少ないかもしれませんが、ここでも後悔ポイントを抱える方は多いもの。 次章からは、実際に床材選びで後悔した事例について紹介します。