東海地方注目のドラ1候補 愛工大・中村優斗と成長支えた大親友
2人の原点はウェートルーム
寮の中にあるウェートルーム、2人が多くの時間を過ごした原点です。 「このベンチプレスが一番の思い出。どっちが先に100kgあげられるかを競っていた」(松本投手) トレーニングについて熱心に学ぶ松本投手の姿に影響を受け、中村投手もその知識を吸収するように。 情報交換を重ね、集めたサプリやプロテインの知識量こそ、2人が切磋琢磨してきた何よりの証です。 「今の自分があるのは松本ありきだと思いますね」(中村投手) 「ありがたいですね、普段こういうことは言わないので恥ずかしいですけど。存在としては、カッコいいというか憧れの存在ですね。球速が速いっていうのは球場の人を盛り上げることができるひとつの武器なので、カッコいいと思うし自分が野球をやめたいと思った時も励ましてくれて、そういった人間性も含めて憧れる存在」(松本投手)
親友の想いを背負って…
大黒柱としてチームをひっぱる中村投手。その一方で松本投手は思うような結果を残せず目指していたプロの道を諦めることに。来年春から一般企業へ就職します。 「(中村投手からは)『野球やれよ、まっちゃんならできるよ』って言われたんですけど、最後は自分で決めた。自分の道なので」(松本投手) 憧れてきた「プロ野球選手」という夢は大好きな親友に託しました。 「中村投手がソフトバンクに行くなら、自分も福岡に配属されたい。見に行きたいですね、試合を」(松本投手) 3月の侍ジャパントップチーム招集など、中村投手が過ごしてきた特別な1年もいよいよクライマックス。まだ脚光を浴びる前の1月、こんな目標を掲げていました。 「ドラフト1位でプロに行くことが今年の目標です」(中村投手) あれから9カ月。 「まだまだ自分の力を発揮できていないので、どう評価されるかは分からないけど、自分の中で絶対ドラフト1位で行きたいという気持ちはぶらさずにやってきたので、残りの期間も自分の悔いなくやり切りたい」(中村投手) (10月10日放送 メ~テレ『ドデスカ+』「じもスポ!」コーナーより)