災害時を想定し壁を粉砕…さらに鉄製の扉を切断し取り残された人を救助 消防が本番さながらの訓練
テレビ静岡
大規模な災害への対応力を強化するため、静岡県菊川市では11月13日、解体が予定される建物を利用して消防が訓練を行い、資機材の扱い方などを確認しました。 救助隊員18人が参加した13日の訓練は解体が予定される施設を災害現場に見立て、電動ハンマーなどを使い壁を粉砕したほか、エンジンカッターで鉄製の扉を切断し取り残された人を救助していきます。 隊員たちにとっては普段の業務で使用する機会が少ない資機材ということで、扱い方や性能を確認しながら真剣な表情で訓練に臨んでいました。 菊川市消防署 消防救助係 佐々木真吾 係長: 普段は実際の建物を破壊するような訓練はできないので、実際に体験することでいざという時に円滑な救助活動ができるのではないか 菊川市消防では今後も様々な想定で訓練を重ね、技術の向上を目指していく考えです。
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