中日の公式マスコット「ドアラ」が新監督に就任? 立浪前監督と井上新監督についての質問には力強く「ノーコメント」
プロ野球、中日ドラゴンズの公式マスコット「ドアラ」が新監督に就任した。といっても、これは「プロ野球カードゲーム ドリームオーダー」による「OB最強決定戦2024」でのお話。 現在、株式会社ブシロードでは、プロ野球各球団のOB12名が「プロ野球カードゲーム ドリームオーダー」でトーナメント形式で対戦中なのだが、準決勝にサプライズシード枠としてドアラが中日の新監督として参戦。元メジャーリーガーの岡島秀樹氏が監督を務める読売ジャイアンツと対戦する。 この一戦は11月29日に公式YouTubeチャンネルでプレミア配信されるのだが、それに先駆けドアラの監督就任会見と囲み取材が行われた。 会見場に現れたドアラは一礼どころかとにかく頭を下げまくり謙虚な姿勢を見せる。 フォトセッションでポーズを決めまくるドアラ
着席すると「この寒い中わざわざ会見に来ていただきありがとうございます」とスケッチブックで丁寧な挨拶。 今回の就任にあたっては「ビックリしました。自分でいいのかと」とオファーが来た際の心境を明かし、注目・期待する選手として「全員です! 力はもってます」と全員野球を掲げた。 対戦相手の巨人には前回、中日OBの山本昌さんが敗れているのだが「昌さんのためにもリベンジです」と必勝を誓う。 目指す野球については「何を考えているのかわからない野球です」とカードゲームならではの戦略を明かした。 ドアラは今年はananの表紙を飾るなど、注目を集めた1年だったのだが、2025年の目標については「みんなに忘れられないよう無理せずやっていく」とここでも謙虚な姿勢を見せた。
その後の囲み取材ではメジャーリーグでの大谷翔平の活躍について聞かれると「みんなと一緒。いいなぁ~」と真っ直ぐな答え。 勝負飯やルーティンについては「まったくありません」ときっぱり。 監督会議ではどういう話をするかと問われると「終わったら何食べるとか」とフレンドリーな一面を見せた。 今オフ、中日は3年務めた立浪和義監督が退任し、井上一樹新監督にバトンタッチされたのだが、この2人の監督への言葉については力強く「ノーコメント」。球団内の複雑な事情を感じさせた。 また先日、「新語・流行語大賞」にノミネートされた30語が発表されたのだが、野球関係ではドジャースの大谷の「50-50」と「令和の米騒動」がノミネート。「この2つについてどう思うか?」という質問が飛んだのだが「令和の米騒動」は今年、全国的に起こった米不足を表現したもので、昨年、立浪監督が球場内の食事会場にあった炊飯器を撤去して、白米の提供を禁じた際に盛り上がった「令和の米騒動」とは別のもの。ドアラ監督は「アレはウチのチームの話じゃないから」と一笑に付していた。