小城署は29日、小城市の40代男性がSNS(交流サイト)を通じて1370万円相当の暗号資産をだまし取られる「SNS型投資詐欺」事件が発生したと発表した。
同署によると、男性は9月24日ごろ、SNSを通じて「台湾居住で日本生まれの女性」を装う人物と知り合い、「専門家と一緒に投資している。勝率は90%を超えている」などと米ドル建ての金取引を持ちかけられた。相手の指示に従って暗号資産のアプリをダウンロードし、指定されたサイトの入金用アドレスに計1370万円相当の暗号資産を送金した。
暗号資産取引所から詐欺を疑う連絡を男性が受け、同署に届け出た。