【広島】“朗希対策”が不発で4連勝ならず…昨季2点適時打の羽月をスタメン抜てきも痛恨の適時失策
◆日本生命セ・パ交流戦 広島1―3ロッテ(8日・マツダスタジアム) 広島は、逆転負けで4連勝を逃した。大瀬良の無安打無得点の偉業の翌日を白星で飾れず、17年以来7年ぶりとなるロッテ戦の勝ち越しも持ち越しとなった。 1点リードの5回、先発・玉村が連打と犠打などで1死二、三塁のピンチを招いた。9番・佐々木は空振り三振で2死。だが、続く荻野貴のライナーを三塁・羽月が後逸し、2者が生還。痛恨のミスで逆転を許し、これが決勝点となった。 羽月は「2番・三塁」で5月31日の敵地ソフトバンク戦以来、今季4度目のスタメンに名を連ねた。昨年の交流戦(ZOZO)では、佐々木から適時二塁打を放っていた。だが、その佐々木に対して3打席3三振と不発に終わった。 打線は2回1死から矢野の振り逃げと石原の中前打で1死一、二塁。9番・玉村の犠打が失策を誘い、二走・矢野が相手の隙を突く走塁で本塁生還。だが、結果的に佐々木に6回3安打に抑え込まれ、追加点が奪えなかった。 今季3度目の先発となった玉村は、5回2失点(自責0)で2敗目。6回2失点で今季初黒星を喫した1日の敵地ソフトバンク戦に続き、2戦続けて自責0で敗戦投手となった。
報知新聞社