大会初勝利を挙げた下妻第一[写真]＝バスケットボールキング

　12月23日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕。東京体育館で行われた女子1回戦で県立下妻第一高校（茨城県）と日本航空北海道高校（北海道）が対戦した。 　ウインターカップ初出場同士の対戦となったゲームは、相手のターンオーバーを突いて効果的に得点を重ねた下妻第一が22－14と先手をとるも、第2クォーターに入ると日本航空北海道もファトゥマタ カマラがリバウンド争いで主導権を握り、庵原有紗とともに加点。1ポゼッション差まで詰め寄って試合を折り返した。 　しかし、第3クォーターも逆転には至らず、下妻第一が清水瑠奈の超ロングブザービーターで7点リードに広げると、最終第4クォーター立ち上がりも含めて8－0のラン。リードを保つ下妻第一は、その後も1点差に詰め寄られながらも、勝負どころで畳み掛け、最終スコア73－69で勝利した。 　創部1年目ながらインターハイで全国大会初勝利を挙げて話題となった“1年生軍団”日本航空北海道は、前半からチームを支えたカマラ、庵原、中村泉咲が2ケタ得点をマークしたが、冬の全国で初勝利とはならず初戦敗退。 　一方、下妻第一は31得点を挙げた清水ら3選手が2ケタ得点を挙げ、うれしいウインターカップ初白星。24日の2回戦では開志国際高校（新潟県）を下した作新学院高校（栃木県）と対戦する。 ■ウインターカップ2023・女子1回戦 ＜東京体育館・Oricoコート＞ 日本航空北海道 69－73 県立下妻第一 航北｜14｜20｜17｜18｜＝69 下妻｜22｜15｜21｜15｜＝73