VRゲーム用ジャケット&グローブを試す。撃たれてショック! 手をゲームの中に突っ込んだみたいな触感再現に感動【TGS2024】
幕張メッセにて2024年9月26日~29日の4日間(※)東京ゲームショウ2024を開催中。bHapticsブースにて、VRゲーム向けデバイス“TactSuit X40”を試してみました。「リリースされたばかりの注目の新製品!」というわけではないのですが、装着してみて楽しかったのでご紹介させてください。 【記事の画像(4枚)を見る】 ※26日(木)、27日(金)はビジネスデイ。 TactSuit X40は40個の触覚フィードバックポイントを備えたウェアラブル・ハプティックベストです。要するにこれを着込んでVRゲームをすると攻撃されたときに振動するわけです。 とりあえず着込んでみました。両手にはワイヤレス触覚グローブ“TactGlove DK2”も装着。こちらにも12つの触覚フィードバックポイントを備えています。 actGlove DK2。いろんな人にピタッとフィットできるようにS、M、L、XLのサイズを用意しています。 早速、デモを開始。 グローブは指1本、1本の動きをかなり細かい精度でトラッキングしているので“目的の対象を親指と人差し指でつまむ”といった操作が可能。しかも、それぞれの指先に触覚フィードバックポイントがあるので触れる、掴むというような感覚を得られるのです。触感の再現もかなりリアルなので手をゲームの中に突っ込んだかのような体験になっています。 ゲーム内で攻撃を受けると着込んだTactSuit X40が振動します。ゲーム内でヒットした部位がしっかりと連動しているので、みぞおち、下腹部、背中など状況によって受ける刺激は違います。「やられた!」という感覚があるものの、痛いまではいかない程よい刺激。指先同様、胴体もゲームの世界と触れ合っている感覚です。攻撃されるのが楽しくて、ついついノーガードで攻撃を受けまくってしまいました。 また、ミリタリー系のタイトルで銃を撃つとその反動が指先と胴体にも返ってきます。これがまた、撃ってる感がスゴく向上して楽しい。もちろん被弾しても振動します。ダダダッと撃ちながら、敵に突っ込こむと全身に衝撃が走りました。 TactSuit X40とTactGlove DK2はフィジカルな体験で没入感を高めてくれる楽しいデバイスでした。気になった方はbHapticsブースで体験してみてください。 ちなみに直販価格はTactSuit X40が71550円、TactGlove DK2が33750円となっています。