約4年で資産1億の注目個人投資家「やはりAI分野はまだまだ成長余地がある」
「配当金で生きていく」をモットーに投資を行い、今年億り人になった配当ライフ(Xアカウント:@HaitoLife)氏。約4年で資産1億を達成させたという。第3回にわたっておくるインタビュー最終回では「ピンチ、逆境の時におすすめの考え方」を語ってくれた。 【動画】9年で2.5億円稼いだ「他人を真似するだけ」考えるイナゴ投資家の投資哲学…元ブラック風俗店員はいかにして成りあがったのか
インフラはことごとく米国企業によるもの。今後も米国企業に注目
――今後の株式市場に対して、どんな相場観をお持ちですか? 投資のメインに据えている米国株、とりわけテック系には今後も上昇余地があって、成長力もあると思っています。マネックス証券のCMで身の回りにある製品がほとんど全て米国企業が作ったものだと紹介するものがあります。これは自分の考えに近くて、現代の生活を支えているさまざまなインフラはことごとく米国企業によるものです。そして、そんな米国から新たな成長企業が続々と誕生しています。 超長期的に考えると米国優位なのかどうかは分かりません。30年後、50年後の主役は米国ではなく別の国という可能性はもちろんありますが、少なくとも5年、10年後に米国が没落している未来のイメージは私には湧きません。
やはり生成AIには莫大な成長余地がある
――実際に米国への投資で配当ライフさんは「億り人」になられました。それだけ成長性があるということですよね。 身の回りのIT系のサービスはほとんどが米国、そしてナスダック上場企業ということを考えると、それだけでも米国の成長力は一番だと思えました。実際に当初の予定よりもかなり早く「億り人」になれたのも、米国の成長力あってのものです。 ――そうなると、今後の成長分野はやはり生成AIでしょうか。 アップルの成長期にはスマホがありました。当初は珍しい商品でしたが、今ではお爺ちゃんでも使うほど普及していますよね。AIは普及が始まったばかりで、一般の方にまだまだ普及はしていません。もっと社会全体でAIが活用されるようになるだろうと考えると、そこには莫大な成長余地があると思います。 もちろんボラティリティが激しいセクターなので短期的には大きく下げることもありますが、それに耐えられる人であれば資産を伸ばしていけるのではないでしょうか。
インデックス投資からナスダック寄りのポートフォリオにするのがオススメ
――やはりすべて米国のテック系ですね。配当ライフさんの投資方針がとても明確です。 初心者や新NISAで投資を始めたという方々の間ではオルカンやS&P500などへの投資が人気ですよね。こうしたインデックス投資はボラティリティが低く精神的な負担が少ないので魅力的だと思います。 これらに慣れてきたらナスダック寄りのポートフォリオを組んでみるのも良いかもしれません。 ――ナスダック寄りの投資であれば、レバナスはどうお考えですか? 資産を伸ばす上でPFに一部取り入れるのはありだと思います。ただし下落時に逓減・減価が発生するので投資初心者にはあまりおすすめはできないと思います。
配当ライフ