【サンフレッチェ広島レジーナ】クラブ設立から3シーズン指揮を執った中村伸監督が退任
サンフレッチェ広島レジーナは21日、中村伸監督が契約期間満了に伴い、今シーズン限りで監督を退任すると発表した。 【写真】立ち上げから3シーズン、チームを率いた中村伸監督 中村監督は、サンフレッチェ広島トップチームコーチなどを経て2021-22シーズンからレジーナの初代監督に就任。クラブ創成期からチームを導いてきた。WEリーグ開幕1シーズン目にはリーグ6位、2シーズン目には5位と着実に順位を上げ、2023-24シーズンにはWEリーグカップ優勝も果たしている。中村監督はクラブを通じてコメントを発表 「いつもサンフレッチェ広島レジーナに多大なるご支援、ご声援で支えてくださるスポンサーの皆様、地域の皆様、サンフレッチェファミリーの皆様に感謝申し上げます。 このたび、今シーズンでサンフレッチェ広島レジーナの監督を退任することになりました。真っ白な状態からスタートしたレジーナでしたが、ここまで様々な色付けができることは想像していませんでした。クラブ、コーチングスタッフ、トレーナー、マネージャー、レジーナに関わる全ての皆様の選手、チームに対するエネルギーと、選手たちのサッカーに真摯に向き合う姿勢によって本当に素晴らしいチームに成長してくれたと思い感謝しております。ここまでの積み上げをベースに、レジーナは次のフェーズに移る段階に入ったと思います。サンフレッチェ広島レジーナに関わる全ての皆様と共になら、さらに想像を超える成長を見せてくれると信じておりますので、引き続き多大なるご支援と、WEリーグで最も熱いご声援で選手たちの背中を押し続けていただきたいと思います。3シーズン、本当にありがとうございました」 なお、中村監督はシーズン最終戦となる5月25日・C大阪ヤンマーレディース戦まで指揮を執る。エディオンピースウイング広島で行われるシーズン最終戦、指揮官を勝利で送り出せるか、レジーナの戦いに注目したい。
広島アスリートマガジン編集部