ススキノビル火災 放火疑いの41歳の男が死亡
男女5人が負傷した札幌・ススキノのビル火災で、意識不明の重体となっていた41歳の男が死亡しました。 警察は、男が放火したとみて、容疑が固まり次第、容疑者死亡のまま書類送検する方針です。 先月、札幌・ススキノのガールズバーで発生した火災では、女性従業員や男性客ら20代から50代までの男女5人が全身にやけどを負うなどしました。警察はこのうち、女性従業員の元交際相手で、意識不明の重体となっていた41歳の男がきのう午後9時ごろ、搬送先の病院で死亡したことを明らかにしました。警察のこれまでの調べで女性従業員が男と別れ話でもめ、警察に相談していたことがわかっています。 警察は男が女性従業員との交際を巡るトラブルからガソリンのような液体をまいて火をつけたとみて、回復を待って詳しい経緯を聞く方針でした。 警察はさらに捜査を進め、現住建造物等放火などの疑いで容疑者死亡のまま男を書類送検する方針です。