二宮和也、【推しの子】出演は「ハードルが高くなりすぎちゃって恐怖だった」
俳優の二宮和也が12月25日、都内で行われた映画「【推しの子】-The Final Act-」公開記念舞台あいさつに俳優の櫻井海音と共に出席。二宮が、本作に出演した心境を語った。 【写真】舞台上で爆笑する二宮和也&櫻井海音 ■映画「【推しの子】-The Final Act-」 2020年に「週刊ヤングジャンプ」にて赤坂アカと横槍メンゴのタッグで連載スタートし、伝説のアイドル・アイの子どもとして転生した双子のアクアとルビーが、それぞれの思いを抱きながら一筋縄ではいかない芸能界へと突き進んでいく物語【推しの子】。本作は、その実写映像化プロジェクトとしてPrime Videoにて配信されているドラマシリーズの続きとなる映画で、櫻井はアクア役、二宮は謎に包まれた男“カミキヒカル”役で出演している。 ■「ハードルが高くなりすぎちゃって…」 冒頭、拍手に迎えられて登壇した二宮は、「本当にちょっとしか出ていないのに堂々と舞台に立っているがめついタレントで申し訳ございません」と頭を下げて笑いを誘う。続けて「無事公開して、そして皆様の手元に届いているというのがすごく安心していますし、また色んな感想とかをちらほら見ていると、本当にちゃんと狙ったところに届いているんだろうなという感じがすごく実感としてありますので、本当にうれしい日々を送っている最中でございます」と反響への喜びを語った。 また「ずっと怖かった」「どこかで漏れないかなと思っていた」と自身の出演情報がばれてしまわないか不安であったことを打ち明け、「ハードルが高くなりすぎちゃって、それが恐怖だったので、ちょっとは受け入れてもらえているというのを聞いて、危ねえと思って、ギリ、息をしています」と吐露。 櫻井は、二宮の出演が「限られたスタッフのみが知っている状況だった」と明かし、二宮は「初日でだいたい、『なになに役のなになにさんです』みたいな紹介があるんですけど、それもなし。スッと入って、現場でエキストラで来てくれていた人たちも『え、ニノじゃない?』みたいな」と撮影現場の様子を説明していた。 ◆取材・文=山田健史