【新NISA】「50歳代ですが何だかほとんど株式を買ってる気がします。これでいいんですか?」年齢ごとに考える「理想のポートフォリオ」とは
総務省は、2024年6月21日に2024年5月分の消費者物価指数を公表しました。総合指数は前年同月比2.8%、前月比0.5%で、依然として物価の上昇は止まりません。 ◆【写真5枚】▼投資経験者の筆者が考える「30歳代・50歳代・70歳代の理想のポートフォリオ」を円グラフでご紹介! インフレに打ち勝てる資産づくりをするのであれば、新NISAの活用は欠かせなくなっています。 将来の資産形成のために「今から新NISAを始めてみたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。 しかし、新NISAはあくまで投資制度の一つ。上手にリスク管理しなければ、資産を減らしてしまう可能性もあります。 私たちは、どのようにして新NSAを活用すればよいのでしょうか。 この記事では、新NISAの概要や投資対象の商品を紹介します。 後半では、年代別のポートフォリオの組み方についても解説します。 これから新NISAを始めようとしている人は、ぜひ参考にしてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISA制度の概要
新NISAの概要は以下のとおりです。 2024年から新しくなったNISA制度は、毎月一定金額を積み立てて投資できる「つみたて投資枠」と、投資信託や上場株式など複数の金融商品に投資できる「成長投資枠」の2つで構成されています。 新NISAは正式名称を「少額非課税投資制度」といい、100円や500円のように少ない金額から投資できるのが特徴です。 少額から始められるため、少ないリスクで投資体験ができます。 また、運用益が非課税になるのも新NISAの特徴です。 通常、投資で得た利益には20.315%の税金がかかります。そのため、利益が増えるほどかかる税金が増えてしまいます。 しかし、新NISAでは税金がかかりません。利益がすべて手元に残ります。 非課税で資産を保有できる期間は無期限で、一度口座を開設すればずっと非課税で運用し続けられます。 投資できる金額はつみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円です。 総額1800万円まで非課税で保有でき、老後資産の形成に役立つ投資制度となっています。