井端監督 新生侍ジャパン誕生記者会見 全文! 大学生カルテットを選んだ理由
侍ジャパントップチームの井端弘和監督が14日、3月6、7日に開催される「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 2024 日本 vs 欧州代表」の記者会見に登壇。出場選手28人を発表した。 【一覧】日本vs欧州代表 出場選手一覧 WBCで世界一に貢献した村上 宗隆内野手(九州学院出身)といった経験者はもちろん、11月のアジアプロ野球チャンピオンシップで優勝に貢献した小園 海斗内野手(報徳学園出身)などの若手選手。さらに大学球界から関西大・金丸 夢斗投手(神港橘出身)ら4人を抜擢した。 プロ、アマ問わずに編成された今回の侍ジャパン。このメンバー選出にはどんな狙いがあるのか。指揮官・井端弘和監督が質疑応答のなかで、その意図を明かした。
テーマは若手発掘&サムライ魂の継承
ーーー今回の選出にあたってのポイントやチーム全体の構想、テーマなどございましたらお願いいたします。 井端監督(以下、井端):今年秋にあるプレミア12に向けて、さらにいえばその先のWBC、オリンピック予選、オリンピックに向けて新しい選手の発掘。と同時に代表経験者を呼ぶことで、若手に伝えるべきことは伝えてほしいという目的があります。 その点では、今後の日本を背負っていく選手たち、何度か入っている代表経験者、初選出、若手と非常にバランスよく選べたかなと思います。 ーーーこのメンバーを見渡して、投打のキーマンをあげるとすれば、どの選手になるのでしょうか。 井端:代表に長くいる源田(壮亮)選手、近藤(健介)選手、村上(宗隆)選手っていうところは、今回学生もいますので、「プロ野球はこういうものだ。代表っていうのはこういうもんだ」っていうところを、若い選手に見せていってくれればいいかなと思っています。 ーーー内野手が7名選ばれている中でショート専任が4人入っています。一方でファースト専任の選手が見当たらないかと思います。その辺りで誰に任せるかっていうことと、ショート4人の出場の振り分けは誰を中心に考えていますか。 井端:ファーストは石川(昂弥)選手でまず行こうかなと思っています。昨年は終盤に守っていましたので、既に立浪監督にも伝えてあります。 ショートについては、昨年の場合ショートだった門脇(誠)選手をセカンドにさせてもらいましたが、今回は源田選手を呼んだので、小園選手をセカンドにして二遊間コンビを見てみたいっていうところで、新井監督にも伝えています。