結成から一年のICEx『SCRAMBLE PARTY!』追加公演レポート 過ぎた時間と未来への約束が“スクランブル”した最後の一夜
「OK、じゃあ今日は、みんな俺のこと好きにさせます」
志賀の「SCRAMBLE PARTY! ついに開始しました! COOLerのみんな、盛り上がってるか? ICExのみんな、盛り上がってるか?」の掛け声を合図に、千田から順に自己紹介がスタートする。 「みんな、最後だぞ! 今日のパーティ、幸せな花をいっぱいつくっていきましょう! 波空斗でした!」と元気に先陣を切った千田に続き、筒井が「トッシーって呼んでください! せーの」の呼びかけで、いつも通り客席に「トッシー!」をねだる。「ありがトッシー! 最後まで楽しんでいきましょう」と客席を沸かせたあとは、竹野が「みんな楽しんでますか? その調子で最後まで、最後まで、盛り上がっていきましょう、よろしく!」とピースサイン付きで挨拶。 流れるようなバトンタッチは止まらない。志賀は「みんな、会いたかったか? 俺も会いたかったぜ! 愛される準備、してきたよね? よっしゃ、今日は俺が、たくさん愛してやるぜ」と約束し、阿久根は「来たぜ東京! 最後、楽しんでいけますか? ぜんぜん声足りない。楽しんでいけますか? OK、じゃあ今日は、みんな俺のこと好きにさせます」と宣言する。 自己紹介リレーの終わりを担当するのは、八神と山本、そして中村だ。八神が「みなさん今日は、東京2部、盛り上がってますか? 1階も2階も全員見えてるから、今日はみんなで最高の思い出を僕と一緒につくっていきましょう」と客席に呼びかけると、山本が「追加公演きたぞ! みんな最後だよ、盛り上がってますか? 1階! 2階! みんな!」と、どのCOOLerも取りこぼさない。最後に、20歳の誕生日を迎えたばかりの中村が「みなさん、こんにちは! 僕の名前は? 僕の愛称は?」と客席にコールをねだり、「みんな頑張っていこうぜ!」と締めた。 志賀が「メンバーのみんなありがとう、COOLerのみんなもありがとね! 今日はたくさん愛していくけど、もっと声出せますか? 今日は僕らICExとCOOLerで、最高の日にしていきましょう!」と合図し、ステージが暗転。5つのスポットライトが射し込み、水音が聴覚を支配する。やがて雨の音となって場を満たしたかと思えば、いつの間にか、ステージの真ん中には一脚の椅子が。次なる展開を予感し、COOLer一人ひとりの鼓動が雨音と連動する。