欧州でアウディS3が大幅改良、技術的ハイライト満載、2.0TFSIは333ps/420Nmに
エクステリア、インテリアの仕様も変更
今回の大幅改良では、エクステリアもさらにスポーティで引き締まったものとなった。 シングルフレームグリルはフラットで幅広の新しい形状となり、モータースポーツからインスピレーションを得たというフロントスポイラーが、S3のワイドなボディと低い車高をさらに強調する。 リアでは光沢のある黒いエプロン、Sモデルの特徴である4本のテールパイプが印象的。オプションのパフォーマンスエキゾーストシステムは、ボリュームのあるサウンドを実現するチタンサイレンサーを備えている。 インテリアは、シフトレバーのデザインやエアヴェント、ファブリックのインレイ、照明に至るまで全面的に変更が加えられ、精度の高いシャープな印象となった。 なお、アウディドライブセレクトに従来のドライブモードに加えて「ダイナミック プラス モード」が搭載され、6つの異なるモードが選択できるようになった。この「ダイナミック プラス モード」では、スロットルレスポンスがさらにダイレクトになり、できるだけ多くのトルクがリアアクスルに伝達されるようになる。 ボディカラーは、ディストリクトグリーン、アスカリブルー、プログレッシブレッドなどのメタリックのほか、デイトナグレーのマット仕上げも追加されている。 日本導入についてのアナウンスはないが、欧州ではすでに2024年3月にA3のビッグマイナーチェンジが行われており、それとあわせての発表となるようだ。
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