あすは「今季一番の冷え込み」 12日(日)は山梨など降雪の可能性 気象予報士が解説
テレビ山梨
米津龍一気象予報士: 明日の天気はポイントは「今季一番の冷え込み」となりそうなんです。 まず、今日との比較で明日の予報見ていきます。 【写真を見る】あすは「今季一番の冷え込み」 12日(日)は山梨など降雪の可能性 気象予報士が解説 ■気圧配置と寒気 西に高気圧、東に低気圧の西高東低の気圧配置。 高気圧は時計回りに風が吹きますから乾いた空気が流れ込んで、晴れの天気。 この上空の冷たい空気、寒気が山梨にギリギリかからなかった形となります。 降水があれば平地で雪が降らない。それぐらいなんです。 明日はどうなるか、というと西に高気圧、東に低気圧、この気圧配置は変わりませんから、晴れます。 天気図の白い線、この線の間隔が狭ければ狭いほど風が強くことを表しています。今日と比べて狭いから、風がやや強まりそうなんです。 明日は上空の冷たい空気、寒気が九州まですっぽり覆うぐらい南下してくる予想なんです。 ですから明日は西日本でも平地で降雪、場合によって、雪が積もるくらいの冷たい空気に覆われます。 ■あすの気温 朝の最低気温、河口湖マイナス8度まで下がります。 この河口湖以外の時点では、今シーズン一番の冷え込みを予想していまして、甲府でもマイナス5度、水道管の凍結に要注意。 そして今シーズン初めて低温注意報が発表されました。 低温注意報は、水道管の凍結に気をつけてくださいね、という意味になります。 日中の最高気温はやっぱり寒気の影響で、今日と比べても2度ほど さらに低くなるんですよね。真冬並みの寒さとなる見通しです。 ■上空の寒気 この状況がいつまで続くかということも含めて上空の寒気に絞って予想を見ていきます。 あす10日(金)、そして明後日11日(土)、まだ降水があれば平地で雪が降るぐらいの冷たい空気に覆われます。 12日(日)は平地で雪が降るぐらいの冷たい空気には覆われないのですが、降水があれば盆地で雪が降るぐらいのそれだけ冷たい空気がまだ残ってるんですよね。 ということは、降水があるかどうかで、日曜日に雪が降るか、どうかが決まるんです。
しかし、この南岸低気圧の進路がまだ、ぶれ幅が大きくて、正直まだ今日の段階ではっきり言い切れません。 ただ、現時点での予想は今のところこうなってます。 ■降雪 現時点での予想 日曜日午後6時です。 白色の部分が雪となっていまして、中西部・峡南方面の一部と富士五湖にかかっています。 午後9時になると、その雪の範囲が広がる予想となっています。 繰り返しになりますが、これはまだまだ変わる可能性ありますので、明日またスゴろくニュースの時間帯に詳しくお伝えしますから、最新の予報をご確認ください。
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