DeNAの日本一優勝パレード開始を沿道で待つ大勢の人たち（撮影・江口和貴）

　DeNAの「横浜DeNAベイスターズ日本一　優勝パレード」が30日、横浜市内でスタートした。リーグ優勝、日本一を成し遂げた98年以来、26年ぶりの開催に横浜の街がフィーバーした。 【写真】あいさつする南場オーナー 　パレード前のオープニングセレモニーで南場智子オーナー（62）がベイスターズカラーの青色の洋服であいさつを行った。日本一達成時には、ビールかけにも参加した。 　「皆様、おはようございます。DeNAの南場です。ベイスターズブルーにぴったりな澄み切った青い空、そして横浜の海。これに包まれるように今日は皆様とともにパレードに参加させていただきます。夢のように幸福な気持ちです」と感謝した。 　「パレードの準備、実施にあたりましても、横浜の皆様に大変お世話になりました。こんなふうに、私たちはいつだって、いつもいつもファンの皆様や横浜の街に支えられています。感謝の気持ちを表現する気の利いた言葉が見つかりません。ありがとうございます。そして、本当に長くお待たせしてしまいました。26年。今日はこんなにも長くお待たせしてしまった。ファンの皆様と街の皆様とベイスターズの日本一を心から一緒に誇りに思い、そして喜びを分かち合いたいと思います。ファンの皆様、そして街の皆様、そして今も天高くから見守ってくださっている往年のファンの皆様、みんな一緒に今日は盛り上がれたらなと思います。選手たちは沿道の皆様の熱気と歓声を全身で受け取ってください。そしてそれをエネルギーに変えてますます精進してほしいと思います。来年こそはリーグ優勝からの日本一。またここに戻ってこられるよう、一緒に頑張っていきましょう。皆様、ベイスターズはずっと挑戦者です。どうか一緒に戦って、一緒に楽しんでいただけたらと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました」 　パレードのコースは横浜ハンマーヘッドから日本大通りへの約1・5キロ。三浦大輔監督（50）、コーチ、選手たちがオープンカー3台、オープンバス3台に分かれ、沿道に集まったファンの声援に応えた。