パナソニックオートモーティブシステムズ、移ごこちをデザインした「ウエル キャビン」など東京オートサロン2025出展
パナソニック オートモーティブシステムズ(PAS)は12月18日、「東京オートサロン2025」(会場:幕張メッセ、開催期間:2025年1月10日~12日)の出展概要を発表した。PASでは「持続可能なモビリティ社会」のために、快適で環境にも配慮した、人・街・地球にやさしい「移ごこち」をデザインした車両を出展する。 【画像】パナソニック オートモーティブシステムズのブースイメージ PASブースでは、コンセプトの「PASがクルマの体験を変えに来た」と、同社の企業ビジョンである、世界一の「移ごこちデザイン」カンパニーをもとに、これまでのクルマを通じた体験とは全く異なる新たなモビリティ体験を来場者に提案。さまざまな「移ごこちデザイン」を具現化した車両「WELL Cabin(ウエル キャビン)」として、ITAL Designが外装デザインを担当した「WELL Cabin GranLuxe」や2人乗りの「WELL Cabin Luxe」といったエンタメ/ビジネス向け提案の車両、マルチパーパスルームの「WELL Cabin OFFMO」など、6台の車両を展示する。 そのほかにも、法人向けタブレット/スマートフォン用カーナビアプリ「Gorillada PRO(ゴリラーダプロ)」やカーナビステーション「ストラーダ」の最新モデルを展示する。 「移ごこちデザイン」とは、モビリティ領域で人の「こころ」に寄り添い続けてきた同社が、居ごこちや着ごこちや寝ごこちのように、移動による「移ごこち」を感じられる世の中にしたいという願いを込めたもの。「移ごこち」がよくなれば移動はもっと活発になり、こころ動かす出会いが生まれ、もっとワクワクする世の中になると同社は考えている。 ■ エンタメ/ビジネス向け提案「WELL Cabin Luxe」「WELL Cabin GranLuxe」 「WELL Cabin Luxe」「WELL Cabin GranLuxe」は、没入感のある大画面透明ディスプレイや3Dハイレゾリューション対応のオーディオスピーカーを用い、高臨場感を味わえるようにした車両。キャビン全体をシステム開発することで、観光やスポーツ観戦などのワクワク感を刺激し、質の高いおもてなしを実現。また、ビジネスシーンでは快適な第2のオフィスとして、仕事の効率化とくつろぎの空間を提供する。 ■ マルチパーパスルーム「WELL Cabin OFFMO」 「WELL Cabin OFFMO」は、オフグリッドモビリティを目指し、移動が簡単で、どこでも設置可能なマルチパーパスルームとして設計。今回は、「美容/リフレッシュチャージルーム」「健康パワーナップルーム」「プライベートエンタメルーム」といった3つのテーマ車両を体験できるようにした。
Car Watch,編集部:椿山和雄