リバプールとの大一番で「アンリ超え」。アーセナルの若きエースが23歳52日でプレミア通算50ゴールを達成!全体では史上7番目の偉業も「あくまで通過点」
「今日のゴールはサカの努力の結晶だ」
アーセナルの若きエース、ブカヨ・サカが2024年10月27日のリバプール戦において、プレミアリーグ通算50ゴールを達成した。 開始9分、タイミングのいい飛び出しで敵DFラインの裏を取り、ベン・ホワイトのフィードを右サイドで受けたサカは、ペナルティーエリアに入ると鋭い切り返しでリバプール左SBアンドリュー・ロバートソンをかわし、得意の左足で豪快にニアに突き刺した。この瞬間、スタジアムは歓喜の渦に包まれた。 それもそのはず。23歳52日で成し遂げたこの記録は、クラブレコードだったティエリ・アンリの24歳128日を更新する大偉業だったのだ。プレミア全体に範囲を広げても、史上7番目の若さ。サカより若く達成したのは、ハリー・ケイン、クリスティアーノ・ロナウド、ロメル・ルカク、ウェイン・ルーニー、マイケル・オーウェン、ロビー・ファウラーの6人しかいない。 「信じられない気持ちだ。チームメイトやファン、そしてスタッフのおかげでここまで来れた」と感謝の気持ちを試合後に述べたサカは、「50ゴールはあくまで通過点であり、今後もアーセナルの成功のために尽力したい」と意欲を示している。 【動画】ニアに突き刺したサカの豪快なメモリアル弾 クラブレコードを樹立したそんなサカに賛辞を贈ったのが、ミケル・アルテタ監督だ。「まだ若いが、すでにプレーとメンタリティーは成熟している。今日のゴールは彼の努力の結晶だ」と信頼を口にしている。 また、自身の記録を更新されたレジェンドのアンリも「サカはアーセナルの未来を担うプレーヤーだ」と改めて若きエースに期待を寄せた。 試合は2-2の引き分けに終わったが、ハムストリングの怪我から2試合ぶりに復帰したこの大一番で、改めてクオリティーの高さを示したサカが、今シーズンもアーセナルの命運を左右するキーマンであるのは間違いない。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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