岡村恭香が決勝の第3セット1-5からマッチポイントを8本凌いだ末に2022年8月以来のITFツアー3勝目 [W75ノンタブリー/テニス]
岡村恭香が決勝の第3セット1-5からマッチポイントを8本凌いだ末に2022年8月以来のITFツアー3勝目 [W75ノンタブリー/テニス]
国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ITFワールドテニスツアー Presented by SAT(1)」(ITFワールドテニスツアーW75/タイ・ノンタブリー/12月30日~1月5日/賞金総額6万ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第6シードの岡村恭香(橋本総業ホールディングス)が第1シードのカティンカ・フォン ダイヒマン(リヒテンシュタイン)を7-5 1-6 7-5で振りきり優勝を飾った。 ~【YouTube】ITF World Tennis Tour Presented by SAT (1) WS Final – Kyoka OKAMURA JPN vs Kathinka VON DEICHMANN~ 1ゲームしか取れずに第2セットを取り返された岡村は第3セットも1-5と追い込まれたが、最後の6ゲームを連取する過程で合計8本のマッチポイントを凌いだ末に2時間40分で勝利をもぎ取った。 29歳の岡村がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2022年8月の高陽(W25/ハードコート)以来でキャリア3度目(準優勝11回)となる。 今大会での岡村は1回戦で予選勝者のジェン・ウーシュアン(中国)を6-3 0-6 6-3で、2回戦でテッサ・アンドリアンジャフィトリモ(フランス)を6-1 6-3で破ったあと、準々決勝準々決勝で対戦予定だった第2シードのランラーナ・タラルディー(タイ)とクレア・リュー(アメリカ)が棄権ししため2試合連続の不戦勝で決勝進出を決めていた。 ※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、SRはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置) <試合結果◎日本人選手|本戦> ■女子シングルス決勝 ○25岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[6] 7-5 1-6 7-5 ●1カティンカ・フォン ダイヒマン(リヒテンシュタイン)[1] ■女子シングルス準決勝 ○25岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[6] 不戦勝 ●21クレア・リュー(アメリカ) ■女子シングルス準々決勝 ○25岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[6] 不戦勝 ●32ランラーナ・タラルディー(タイ)[2] ■女子シングルス2回戦 ○25岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[6] 6-1 6-3 ●28テッサ・アンドリアンジャフィトリモ(フランス) ●14西郷里奈(日本/東急スポーツシステム)[Q] 6-7(2) 6-7(3) ○16マリア・マテアス(アメリカ)[8] ■女子シングルス1回戦 ○25岡村恭香(日本/橋本総業ホールディングス)[6] 6-3 0-6 6-3 ●26ジェン・ウーシュアン(中国)[Q] ●20山口芽生(日本/フリー)[Q] 5-7 5-7 ○19ヤオ・シンシン(中国) ○14西郷里奈(日本/東急スポーツシステム)[Q] 2-6 6-4 7-6(5) ●13ダリヤ・アスタホワ(ロシア)[SR] ●30倉持美穂(日本/SBC メディカルグループ)[Q] 2-6 5-7 ○29チャン・スジョン(韓国) ■女子ダブルス準々決勝 ●15エウディス・チョン/内藤祐希(香港/亀田製菓)6-2 4-6 [7-10] ○13タサポーン・ナクロ/ブンヤウィ・タムチャイワット(タイ) ●11今村咲/佐藤南帆(EMシステムズ/三田興産)3-6 3-6 ○9マリア・マテアス/アラナ・スミス(アメリカ) ■女子ダブルス1回戦 ●14小堀桃子/清水綾乃(橋本総業ホールディングス/Team LB)4-6 2-6 ○13タサポーン・ナクロ/ブンヤウィ・タムチャイワット(タイ) ○15エウディス・チョン/内藤祐希(香港/亀田製菓)6-2 6-1 ●16ダレイナ・ヒューイット/アンナ・ロジャーズ(アメリカ)[2] ○11今村咲/佐藤南帆(EMシステムズ/三田興産)6-4 6-2 ●12アリシア・バーネット/プラルタナ・トンバリ(イギリス/インド)[4] ●2チャン・スジョン/桑田寛子(韓国/島津製作所)4-6 3-6 ○1カミラ・ロザテロ/アンナ・シスコバ(イタリア/チェコ)[1]
テニスマガジン編集部