ドネツク州の戦況「最も困難」 ウクライナのゼレンスキー大統領
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は8日の動画声明で、ロシアの侵攻で東部ドネツク州の要衝ポクロウシクとクラホベの両方面の戦況が「最も困難だ」と表明した。ロシアは同州で攻勢を強めており、集落を次々と制圧。ウクライナは守勢に回っている。 ポクロウシクは前線に兵員や武器を送り込む兵たん拠点。ロシア軍は早期制圧を目指しており、ドネツク州全域掌握の足掛かりにしたい考えだ。 一方、首都キーウ(キエフ)では無人機攻撃が頻発している。7日には、エストニアの駐ウクライナ大使公邸が入る高層ビルを直撃し、火災が発生した。ウクライナメディアが8日に報じた。