センバツに合わせ 大分商、マネジャーが手作り絵馬贈る /大分
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する大分商(大分市)の2年生マネジャー5人が布製の「絵馬」55個を手作りし、5日の練習後に選手と指導者にプレゼントした。選手たちは「すごい!」と歓声を上げながら受け取り、お互いに見せ合って喜び、大会へ向けて士気を高めていた。 マネジャーは例年、チームの集大成となる夏の県大会の前に選手と指導者に小物を贈っているが、今年はセンバツに合わせて準備したという。デザインは5人で話し合い、五角形の「絵馬」にした。 表には「勝」「翔」など、希望した漢字1文字が付けられている。選手と指導者にアンケートして尋ねたという。裏には、センバツに選出された1月27日に、選手らがガッツポーズで喜ぶ写真を貼った。 原田小晴さんは「作るのは大変だったが、選手が喜んでくれてうれしい。大会では絵馬に力をもらって頑張ってほしい」と笑顔で話した。【神山恵】