<雪吊り>樹齢600年の松の木 雪の重みから守る作業 「冬の風物詩です、冬の訪れ感じて頂ければ」(宮城・川崎町)
ミヤギテレビ
本格的な冬の到来を前に、宮城・川崎町では樹齢およそ600年の松の木の枝を雪の重みから守る『雪吊り』の作業が、行われている。 【画像】冬の風物詩『雪吊り』 木を雪の重みから守る<写真5枚>
川崎町の『国営みちのく杜の湖畔公園』にあるゴヨウマツ「湯田河の松」。 樹齢およそ600年、高さは6メートルを超え、町の文化財に指定されている。 『雪吊り』は、雪の重みで枝が折れるのを防ぐ冬支度として、毎年この時期に行われている。
職人たちは、松の木の近くに立てた高さ10メートルの2本の支柱のてっぺんからおよそ100本の縄を放射状に張り、枝を固定していく。 幹や根元にワラで囲う作業を終えると、寒い冬を迎えるための準備が整う。
みちのく公園管理センター・宇井悠さん 「冬の風物詩ですので、見て頂いて冬の訪れとかを感じて頂ければと思います」
雪吊りが施された「湯田河の松」は、冬ならではの美しい景色として来年3月下旬まで楽しめるという。