岸田首相、米独歴訪から帰国 NATOと協力拡大
岸田文雄首相は14日、米国、ドイツ歴訪を終え、政府専用機で羽田空港に帰国した。米国では北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に3年連続で出席。偽情報対策やサイバー防衛などを巡り、NATOや、インド太平洋地域のパートナー国として共に招待された韓国、オーストラリアなどとの協力拡大を図った。 ドイツではショルツ首相と会談。中国の過剰生産問題を念頭に、経済安全保障に関する協議体の新設で合意した。次回の外務・防衛閣僚会合(2プラス2)を早期に開催し、防衛協力を推進する方針でも一致した。