朝ドラ『虎に翼』第36回(5月20日)あらすじ・寅子(伊藤沙莉)、義父と親権を争うある女性(岡本玲)の依頼を引き受ける
日本で初めての女性弁護士となったヒロインが、さまざまな壁にぶつかりながらも法曹の世界で奮闘する姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。「女冥利に尽きる?」と題する第8週(5月20日~24日放送)では、女性弁護士として奔走する寅子の人生に転機が訪れるも、やがて戦争の暗い影が忍びよる。 【写真】満智(岡本玲)の言葉に困惑する寅子(伊藤沙莉) ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)が、猪爪家の元書生・優三(仲野太賀)との結婚を決めた前週。第36回(5月20日放送)では、結婚した寅子のもとに徐々に弁護の依頼が来るようになり、順調な日々を送っていた。 ある日、寅子は「雲野法律事務所」で手伝いとして働くよね(土居志央梨)とともに、子の親権を義父と争う女性の依頼を引き受ける。依頼人の女性・両国満智(岡本玲)は夫に先立たれるが、亡き夫の子を妊娠。金策に困り果てて夫の友人を頼ったが、「著しき不行跡」として義理の両親から訴えられたのだという。彼女の味方になろうと張り切る寅子だったが・・・。 本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子(みぶちよしこ)さんをモデルに、日本初の女性弁護士でのちに裁判官となる一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。