【ソフトバンク】3連勝で交流戦同率首位浮上!今季最多貯金23 9度目Vの行方は最終戦へ 近藤が決勝3ラン&笹川プロ初弾 東浜3勝目
■プロ野球 交流戦 ソフトバンク 6-2 阪神 (15日 みずほPayPay) ソフトバンクは阪神に勝利し、今季7度目の3連勝。41勝18敗2分で今季最多の貯金23となった。また交流戦優勝争いの楽天がデーゲームで広島に敗れたため、同率首位に浮上。2019年以来5年ぶり、最多9度目となる交流戦優勝の行方は明日の最終戦に持ち越されることになった。 試合は初回に近藤の9号3ランで先制すると、5回には笹川のプロ初本塁打などで3点を挙げ6-0。先発・東浜は6回に内野ゴロ間に1点を失うも、大量リードを受け6回1失点。8回に3番手・長谷川が1点を失うも、9回はヘルナンデスが登板しリードを守り切った。 スタメンは1番センター・周東、2番ショート・今宮、3番サード・栗原、4番ファースト・山川、5番DH・近藤、6番レフト・柳町、7番キャッチャー・甲斐、8番ライト・笹川、9番セカンド・廣瀨と2日連続同様のオーダーを組んだ。 先発の東浜は今季8度目の登板、ここまで2勝1敗、防御率2.84。前回の6月6日・中日戦(バンテリンドーム)は臀部に打球が直撃し3回で降板していた。 立ち上がりは、1番・近本をサードへの内野安打で出塁を許すと、盗塁を決められ無死二塁のピンチ。続く中野は左飛、森下を空振り三振に斬ると、最後は佐藤輝を右飛に打ち取り無失点。 打線は阪神先発・ビーズリーに対し、先頭の周東が中前安打を放ち、6年連続となる今季20個目の盗塁を決め、無死二塁。今宮は9球粘り四球を選ぶと、栗原は送りバントを決め1死二、三塁。ここで山川は空振り三振も、近藤が逆方向、左中間へ9号3ランを放ち3-0と大きな先制点。近藤はこの本塁打で全球団本塁打を達成した。 東浜は2回に四球で走者を1人出すも、安打は許さず。3回は2つの三振を奪い三者凡退と打線を入れ替えた阪神打線を封じる。 打線は2回は廣瀨が安打を放つも盗塁失敗。3回、4回も安打は出ず無得点。 東浜は4回に2死走者なしから前川に左前安打を浴びるも、糸原を抑える。 初回以降得点のない打線は5回に、先頭の8番・笹川がライトスタンドへプロ初本塁打を放ち4-0。さらに1死から周東に四球、今宮のライト線への安打で、ライト・森下がファンブルする間に周東が生還し0-5。さらに2番手・富田に対し2死から山川が左前適時打で0-6とこの回3得点でさらにリードを広げる。 6回の東浜は先頭の中野に右前安打、4番・佐藤輝にライト線への二塁打を浴び1死二、三塁。ここで前川の一ゴロ間に1点を失い6-1。東浜は6回99球5安打5奪三振1四球1失点で降板。 7回からは2番手・杉山が登板し、先頭打者に四球を与えるも2つの空振り三振を奪い無失点。8回は3番手・長谷川が先頭の中野に四球、森下に左前安打を許し無死一、二塁。佐藤輝、前川は抑え2死も、糸原に中前適時打を浴び6-2。なおも一、二塁のピンチは4番手・津森が打ち取った。 9回は5番手・ヘルナンデスが登板し、先頭の木浪に死球、梅野に中前安打を許すも、リードを守り切りゲームセット。東浜は6回99球5安打5奪三振1四球1失点で5月5日・西武戦(ベルーナドーム)以来の3勝目(1敗)を挙げた。