【広島一筋34年の男が語る 常勝軍団のつくり方」大下剛史編
横綱千代の富士(右)の朝稽古を見守る前列の筆者(奥から2人目)、川口(手前から2人目)ら/(川端氏提供)/(川端氏提供)
1989年のシーズン中、名古屋遠征で川口和久、白武佳久、私で錦の繁華街に繰り出した。宿舎に帰ってきたのは朝方の3時半から4時ごろ。「鬼軍曹」と恐れられた大下剛史ヘッドコーチが起きる時間だ。この日は移動日。4時には散歩をするのが日課だった。あの時は知らなかったが、間が悪いことに、...
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