東京地検特捜部長、伊藤文規氏が就任 副部長時代“鶏卵汚職事件”などの捜査を指揮「正直者がバカを見る社会はなくしたい」
日テレNEWS
東京地検特捜部のトップに前特別公判部長の伊藤文規氏が就任し、「正直者がバカを見る社会はなくしたい」などと語りました。 10日付で東京地検特捜部長に就任した伊藤文規氏は、これまで特捜部にあわせて12年あまり在籍し、今回が6回目の勤務となります。特捜部の副部長時代には、吉川貴盛元農水相が在宅起訴され、その後、有罪が確定した鶏卵汚職事件などの捜査を指揮しました。 伊藤新特捜部長は10日、報道陣の取材に応じ「気負わずに法と証拠に基づき、やるべきことを粛々とやっていきたい」などと抱負を語りました。 その上で、特捜部の存在意義については「国民が不公平だと思う犯罪を摘発すること」「正直者がバカを見る社会はなくしたい」と述べました。