FW前田大然が今大会3点目(Getty Images)

[11.27 欧州CLリーグフェーズ第5節 セルティック 1-1 クラブ・ブルージュ] 【動画】アウェー中国戦の裏で起きていた珍事…日本代表FWがSNS上の声に反応「わざと」 　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は27日に各地でリーグフェーズ第5節を行った。セルティック(スコットランド)とクラブ・ブルージュ(ベルギー)の対戦は1-1のドロー。セルティックは前半26分にオウンゴールで失点したが、後半15分にFW前田大然が今大会3点目となる同点ゴールを挙げた。MF旗手怜央、前田、FW古橋亨梧がスタメン入り。4-3-3の布陣で、旗手はインサイドハーフの左、前田は左ウイング、古橋は1トップでプレーした。 　拮抗状態が続くなか前半26分、セルティックは思わぬ形でクラブ・ブルージュに先制点を献上する。自陣近くでパスを回し、DFキャメロン カーター・ビッカーズがボールを持つと、DFマクシム・デ・カイパーにプレスを仕掛けられる。ビッカーズがバックパスをするが、その先にGKカスパー・シュマイケルはおらず。ボールはそのままゴールマウスに吸い込まれ、オウンゴールで先制点が決まった。 　前半を0-1で折り返したセルティックは、後半から攻勢を強める。後半5分、MFカラム・マクレガーからパスを受けた旗手がPA手前から左足ミドル。しかし、わずかにゴール右外に外れていった。 　ゴールに迫るセルティックは後半15分に待望の同点ゴール。左サイドで前田がボールを運び、一度落ち着かせてマイナスにパス。左サイド際のDFアレックス・バジェがPA左にスルーパスを出すと、反応した前田が大きく切り返し、体勢を崩しながら右足シュート。回転がかかったボールはゴール右隅に決まり、今大会3点目で1-1と同点に追いついた。 　後半24分にはクラブ・ブルージュにゴールネットを揺らされるが、オフサイドの判定でノーゴール。セルティックは同30分に2枚替えをし、古橋と前田が下がった。 　旗手はフル出場で終盤までチャンスを創出。だが試合はそのまま終了し、1-1のドローに終わった。セルティックは前田の活躍で追いつき、勝ち点1を奪取。8ポイントに伸ばし、暫定19位に位置している。